学校生活

大学生活での吃音はどうすればいいのか?

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どもりがあるけど、大学生活大丈夫かな・・・」と悩んでいる大学生はあなただけではありません
先輩たちは、どういう場面で苦労し、どうやって乗り越えていったのでしょうか?
この記事では、吃音を抱えながら大学生活を送るためのヒントをご紹介していきます。

吃音と大学生活への不安


大学に入ると、部活やサークル、飲み会などたくさんの人と交流する場があります。アルバイトをしている人も多く、社会と関わる機会も増えます。
知らない人と話す機会が増えると、吃音がある人にとっては、以下のような不安の種が増えます。「吃音が出たらどう思われるのか・・・?」「上手く話せなかったら変な人だと思われるのが嫌だ」「どもったら恥ずかしい」などの悩みです。
また、大学時代には就職活動が待っています。企業訪問や面接など、一人で社会と対峙していく場面に出会います。

悩む時期であるということ

吃音を持つ人にとって、学生生活から社会生活に出ていく時期は、人生を通じて、最も大きな悩む時期の一つです。これまでの学生生活とは変わり、まだ見ぬ社会経験に対する不安を感じることでしょう。
この緊張やプレッシャーは、社会に出て仕事に慣れてしまえば、減ることもあります。自分の力でうまく適応できたという経験が増えれば自信にもつながるでしょう。
吃音には日常に適合するという性質もあります。また、人にもよりますが、大学生活に慣れてきて人間関係も円滑になり、心理的な圧力や不安が減ると話しやすくなることがあります。

大学生活では、どう吃音に対処すればいいのか?

では、大学生活での吃音の対策は、どうすれば良いのでしょうか?人によっては、どもりそうな場面を避けることもあるかもしれません。
しかし、困難な状況を避けることは、出会いや経験などを逃し、自分の可能性を狭めてしまうこともあります。困難な状況を避けるのではなく、時には人に力を借り、自分なりの対処をしていくことが大事です。
以下、状況別に見ていきましょう。

自己紹介など出会いの場


最初に訪れる出会いの場においては、カミングアウトすることが有効です。「私は吃音がありますが、気にしないでください」と言ってしまうことで、大したことじゃないんだと、自他共に働きかけていくのです。
「カミングアウトなんて嫌だ、怖い」と感じる人もいます。その場合は、無理にカミングアウトしなくても良いです。仲良くなったら言えるかもしれませんし、言わなくても何とかやり過ごせるかもしれません。
たとえどもったとしても、自分のせいではないので、仕方のないことだと考え、否定的に考えないようにしていきましょう。
相手は、あなたの全体を見ています。吃音は、あなたの一部であって全てではありません。あなたに友達がいるなら、その友達はあなたといて心地よいと感じるから、友達として続いているのです。偏見を持つ意地悪な人でない限り、友情に吃音は関係ありません。

プレゼンなどの授業の場面


何とかやり過ごせる範囲でしたら相談する必要はありませんが、授業に関することで困ったら、先生に相談することが大事です。そういう話を言いづらい先生に当たることもあるかもしれません。そういう時は学生相談を上手く使いましょう。あなたの味方をできるだけ増やし、できることを行っていけば良いのです。
話さなければいけないプレッシャーは、悪循環を生んでしまいます。プレゼンなどの場面では、話すことばかりにこだわらずに、配布資料を準備したり、パワーポイントで上手にまとめたり、視覚的な働きかけを重要視していきましょう。

就活に関する場面


状況によっては面接などで吃音を配慮していくれることもあります。また、企業の担当者は吃音だけを見ているわけではありません。相手のニーズをしっかりと把握し、臨んでいきたいものです。就活については、こちらの記事も併せてお読み下さい。
記事:吃音がある人はどうやって就職活動をすれば良いのか?

治療という選択

時間があるのなら、この機会に吃音の改善に向き合ってみるのも良いでしょう。社会に出て必要性を感じてからでも良いですし、今取り組んでも良いです。大事なことは、自分が吃音に負けないで生活が送れることです。

まとめ

吃音のある人は、大学に入ると、困難な場面に出会うことがあります。行動に制限を設けるのではなく、場面や状況に応じて対応していくことが大事です。

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