吃音当事者の現状

吃音は、周りからどう思われているのか?

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吃音は他人から見て、どう思われているのでしょうか?話し方が変だと思われているのでしょうか?
この記事では、吃音が他人からどう見られているかについて、考えていきます。

吃音は他人からどう思われているのか


吃音のある人は、「どもることは、恥ずかしい」と考え、自分がどう見られているかを気にすることがあります。実際には、他人は「どもること」を、どう見ているのでしょうか?

変だと思われているのか?

吃音を経験すると、時には他人にからかわれたりすることもあります。からかいの経験があると、「どもってはいけない」という考えが出やすくなります。
例えば、全く知らない他人にの前で、どもった時に、変だと思われるかどうかは、状況や症状にもよります。長い時間、言葉が出ない場合もあれば、たまにどもる場合もあります。どのようなどもり方をしたかによっても、印象は変わってくるのではないでしょうか。
例えば、形式的な場面で言葉の出るタイミングが遅いと、「どうしたのかな?」と思う人はいます。
これは、「あれ?」と、単に不思議に思っているだけで、変だとは思ってはいません。
たくさんどもっているときには、「焦っているのかな?」「こういう症状があるのかな」と思う人はいるでしょう。必ずしも症状=変というわけではありません。
吃音の当事者の人は、吃音への否定的認知(吃音は劣っている、吃音は恥ずかしいと考えること)が強い傾向にあります。他人から見れば、あなたに吃音があることは、「他人事」であり、そこまで関心はないのです。
人は、これまでの経験や知識を基に、自分の見方で物事を見ています。あなたが変だと思う基準と、相手が変だと思う基準も違うのです。吃音を経験したことのない人は、どもる人を見たときに「私も時々、つっかえることがあるけど、それと同じでしょ?」と思うことも少なくはないのです。

偏見について


世の中には、どもった人を見て、笑う人もいます。これは、デリカシーがない相手の問題であり、あなたの問題ではありません。
また、相手が吃音の正しい知識がないため、偏見で判断されることがあります。これもあなたの問題ではなく、相手の情報不足と偏見が問題なのです。
もし、できるのであれば、こちらから伝えてあげることも時には必要です。カミングアウトをしていなければ、対話の機会がないために、お互いの情報共有がなされないことにより、誤解を招くこともあるからです。

彼女はできるのか?


吃音があっても、吃音がなくても彼女ができるかどうかに影響はあるのでしょうか?
本来、人は異性のどの部分に惹かれるかを考えるとわかるのですが、性格や見た目の方が大事であり、話し方などの順位は低いものです。異性があなたのことを好きになったら、そのときには吃音も含めて好きになってくれるかもしれません。
個人的な経験ですが、どもりがあっても彼女がいる人に、たくさん会ったことがあります。吃音があっても結婚されて、家庭を持たれている方もたくさんいらっしゃいます。
とはいえ、中には、吃音が理由で恋愛で苦労なさっている方もいらっしゃることでしょう。意中の人に、あなたの魅力が相手に伝わるように、また、あなたに合った相手にめぐり合えると良いですね。

どもる人はモテるのか?

上記の内容と同じように、吃音がモテるかどうかは、人によるのではないでしょうか?どもっている姿を見て、「かわいい」という人も実際にいます。吃音のない人から見れば、どもり方によっては、かわいいと思えることもあるようです。

まとめ

吃音がどう思われているかについては、そのときの症状により異なります。また、相手の吃音に対する見解と、吃音当事者の見解は違うことがあり、必ずしも変だと思われるとは限りません。

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