通常セッション(体験セッション受講後の方が対象)
当事者の悩みに合わせて行う丁寧なカウンセリング
吃音は周りの人が考えるものとは異なり、実際に経験してみないとその辛さはわからないものかもしれません。あなたが抱えてこられたこれまでのご経験も決して他の人に容易に理解できるものではないはずです。
通常セッションのカウンセリングでは、あなたのこれまでの経験と今の現状を一緒に考えていきながら、あなたに合った治療法、解決法を提案していきます。
話すことの不安が楽になり、話すことが楽しいことだと思えるように
話すことは楽しくないことだと思ってしまう
吃音で悩んでいると、どもるかどうかということばかりに注意が向いてしまったり、言いたい言葉が出てこないことにより満足のいかないコミュニケーションとなってしまいます。その結果、話すことは辛いことだと思ってしまうこともあります。
しかし本来、自分の考えや思っていることを相手に伝え、互いに理解し合うコミュニケーションは楽しいものであるはずです。
今は吃音があるから話すことが楽しくないと感じている人は、吃音症状と不安から解放されると、
「もっと話したいと思うようになりました!」
「話すことが楽になった」
とおっしゃる方もたくさんいます。
そのようなコミュニケーションができるように丁寧なサポートを行っています。
改善事例
Nさん(仮名) 30代 男性
年齢 | 性別 | 受講期間 | 主な取り組み |
30代 | 男性 | 7ヶ月 | 言語トレーニング 認知行動療法 |
【初回のご様子】
幼少期から吃音があり、こちらに来られた際には、「日常会話よりも人前で話す場面が苦手」とおっしゃっていました。特に職場の朝礼、会議での発言など、他人から注目される場面において、強い恐れが見受けられました。
【取り組み】
月に1~2回の頻度で通われ、最初は、言語トレーニングを開始し、テクニックを習得しました。その後、朝の出勤前に練習を重ねるうちに、実生活での日常会話で楽な発話ができるようになり自信が持てたとのことです。
【その後の経過】
症状は減ってきたものの、他人に対して気を遣ってしまう傾向があり言いたいことを言うのに戸惑いがあるとのことでした。
認知行動療法を用いて自分の考え方の傾向を知り適切なトレーニングを続けていくうちに、言いたいことが堂々と言えるコミュニケーションが取れるようになっていかれました。
当初の課題であった朝礼などの場面は、最初は失敗することもあったようですがだんだんと成功することが増えていかれました。
セッションを修了される際には、「以前のような吃音の悩みはなく、ほとんどの場面で楽に話せている。維持できるように努めたい」とのご報告をいただきました。
また、言語的アプローチで行った場合、改善までのとても良い循環の例は以下ような流れです。
セッションで行ったことを基に、今までより楽に話せていく
↓
どもるかもしれないとの心配・不安が減っていく
↓
どもることを気にすることが減り、今までより話すのが楽しくなる
↓
だんだん吃音を忘れていく
平日夜は21時まで、土日もセッションを行なっています。
平日にお仕事されている会社員の方や、部活動で遅くなる学生さんは、平日の昼間に来られないことがあります。こちらでは、平日も土日も21時までセッションを行なっています。
時間/曜日 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 |
10:00~12:00 | ○ | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ | ○ |
13:00~18:00 | ○ | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ | ○ |
18:00~21:00 | ○ | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ | ○ |
カウンセリングスタジオの雰囲気
セッションを受講される理由
受講者の方々がセッションを受講される理由は、以下のような理由が多いです。
「今まで避けてきたけど、向き合おうと思った」
「仕事で移動になり吃音で困っている」
「これからのことを考えると今のうちに治しておきたい」
「バイトで困っているので治したい」
「仕事の困りごと(電話応対、朝礼、会議、プレゼンなど)を解消したい」
「学校の困りごと(授業、発表、音読、面接など)を解消したい」
「就活(面接、自己紹介、グループディスカッションなど)でうまく話したい」
「行事(結婚式、所属団体でのスピーチなど)でうまく話したい」
30代 男性
20代 女性
通常セッションで行っていること
言語的アプローチ
言語的アプローチでは吃音が出る時の発声の仕組みを解説しています。
吃音が出ない又は出づらくなる発声のトレーニング(声を発生させる声帯をどのようにコントロールしていくかなど)や、不安を感じないで話すためにはどこに注意を向けていくべきなのかなどをわかりやすく解説していきます。
吃音を改善させるために、あなたにとってやらない方が良いこと、やるべきことを明確にしていきます。
心理的アプローチ
吃音の改善に向けて様々な心理療法(認知行動療法を中心としたカウンセリング)を行なっています。
吃音以外のところに目を向け、楽に自然な会話ができるように、吃音にとらわれた状態を少しづつ減らしていきます。
吃音がある人は、どもる前に頭の中でどもるかどうかを判断してしまうことがあります。その時の不安を予期不安と言いますが、予期不安を考えなくなることで以前より楽に言葉が出るようになっていきます。
その他、個人に合わせたトレーニング
言語療法と心理療法を組み合わせた方法をはじめ、お一人お一人に合わせた方法を行っています。
吃音への恐れを減らし、症状を緩和していくために国内・海外の様々な技法を組み合わせています。
2023年度の改善実績
費用と内容
通常セッション |
60分 10,000円(税込) |
国家資格を有するカウンセラーが面談を行っていますが、 |
【含まれる内容】 |
・吃音改善カウンセリング ・毎回のセッション後に取り組む課題 お一人お一人に合わせた吃音改善のためのトレーニングを行い、次回セッションまでの課題をお出ししています。 |
【アフターフォロー】 |
24時間メールサポートを行なっています。 きちんと段階を経て終了された方にはフォローアップを行なっています。 |
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