吃音の当事者経験の共有
トレーナーである畦地も幼少より吃音を経験していますので、例えば吃音回避や随伴運動をはじめ、吃音を持つ人にしかわからない感覚なども共有しながらセッションを進めています。
例えば、
「ファミレスで注文のときに本当は煮魚定食が食べたかったのに言えなくて〜。」
と言う受講者さんに、
「じゃあ今日はその対策やりますから、今度はそれが言えるように頑張ってみましょう」
といった具合に吃音の体験を一緒に共有させていただき、セッションを進めています。
セッションの内容としては、電話が苦手な方には電話に重きを置いた内容を行い、プレゼンや面接に特化したセッション、ワークショップなども行っています。
何でも言える場を
スタジオ内は「何でも言える、話し合える」ことをモットーに、一方的に教えるレッスンではなく、受講者様のリアルな現状に対応するためのセッション(ジャズの即興演奏のように、一回一回をより価値的なものにするため)を行っています。
中学生の方から受講されています
中学1年生以上の方が受講されていますので、誰にでもわかりやすいように時には図に描いて、わかりやすい説明を心がけています。
保護者の方々にもご同席いただく場合もございますが、お子様の吃音について、また吃音の全体像についてもしっかりお伝えしています。
吃音問題から解放されるために
わからないことがあった場合にはわからないことはそのままにせず、ご理解いただくまでセッション時やメールにおいて質問をしていただいています。
ご縁をいただいたからには、全力で最後まで一緒に取り組ませて頂き、ご縁をいただいた方々をいつまでも応援したいと願っています。