東京吃音改善研究所では吃音自体を解明するのではなく、「今起きている吃音」に対し何ができるかを考えセッションを行っています。
すべてを網羅する正解が一つあるわけではなく、発声やワーク(練習課題)などを用いてお一人お一人の吃音に対する改善を行っているのです。
こちらに通って来られる受講者様の目的も吃音の原因を突き詰めることではなく、現在の生活環境に於いてどもらずに話せることにあります。
日常生活の中で、
・職場での電話の受け答えが楽にできるようになりたい
・どもらずに堂々とプレゼンテーションができるようになりたい
・会社の朝礼の訓示でどもるかもしれない不安をなくしたい
・とにかくどもりを治したい
等々。
具体的な悩みを克服することが目的なのです。
東京吃音改善研究所の代表である畦地自身30年以上吃音に悩む中で、吃音の治療に向けて国内・海外の情報を求め、学び、あらゆる方略を用いて矯正を試み続けてきました。
その結果、ボイストレーニング・認知行動の変化などを基にした独自のメソッドを構築し、吃音を治療するという考えではなく吃音が起こるパターンを変化させ抑えていくという「吃音の管理」という考え方に辿り着きました。
もちろん、吃音が改善すれば吃音のことは忘れていくわけですが。
また、これまでボランティアにおいても多くの方々の吃音・どもり改善とご相談に尽力させていただき、心通うセッションを続けてまいりました。
そして「話し方が人それぞれ違うように吃音といってもその症状は人により様々違いがあり、通り一遍の同じやり方では通用しない」ということを学び、個人に合わせた改善法の提供を行い続けています。
ゆえに、こちらでは吃音時の声の出し方や取り巻く環境をお伺いした上でお一人お一人に合わせたプログラムを提供し、発声や吃音の捉え方を変化させることによって「どもらない話し方、どもらない自分」を新たに構築し維持していくことを目指しています。
今のあなたの吃音に対して何ができるかを一緒に考え、吃音にとらわれない生活への一歩を踏み出していきましょう!