もくじ
吃音で大学生活が不安で、どうしたらいいのか悩んでいるあなたへ
吃音さえなければ
「なぜ、言葉が詰まるのだろう?吃音さえなければ、もっと楽しく過ごせるのに。」と考えている大学生は少なくありません。
100人に1人いる吃音症は、90%が発達性吃音と呼ばれる吃音で、幼少期~10代前半に発症します。また、心因性の吃音として10代後半から発症する場合や脳の損傷などで発症する神経原生吃音もあります。
原因は未だよくわかっていませんが、その多くはつっかえやすい体質的な要因があるのではないかとも考えられています。
思春期になるにつれて悩みが大きくなる人が多く、大学生にとっても時には深刻な悩みとなることがあります。
吃音さえなければ何事もなく過ごせるはずの大学生活も、吃音のない人に比べると多くの苦労を抱えてしまいます。この記事では、大学生活と吃音について悩みや実情、対策について解説していきます。
吃音を抱える大学生が抱いている悩み
大学生活の中で、吃音で困る場面は以下のようなものがあります。
授業中の発言
多くの場合、講義では聞いているだけの授業が多いため発言の機会はありません。しかし、少人数の授業やゼミなどでは、発言しなくてはいけない場面が増えます。
プレゼン
大学になるとプレゼンが増えます。一人一人が前に出て発表する場面では、苦手な言葉でどもることを恐れたり、吃音のことが不安になり内容に集中できないことがあります。
バイト
吃音があるためにバイトをする勇気が出なかったり、接客業などをすることに不安を抱えることがあります。吃音があるために働きづらくなり、バイトを辞めてしまう人もいます。
部活・サークル
吃音があるために、部活やサークルでの自己紹介やみんなと話すことに不安を抱き、参加すること自体をあきらめる人もいます。部活に参加していないために友達を作りにくくなり、学校でも一人で過ごしがちになる人もいます。
飲み会・コンパ
飲み会やコンパで初めて会う人達が集うことも多く、自己紹介をすることがあります。自分の名前を言うことが苦手な場合、変な人に思われるのではないかという不安を抱いています。
卒論の発表
卒論は多くの人の前で評価をされるため緊張がかなり高まります。内容はしっかりしていても、発表でどもる恐れが強くなりすぎると内容がうまく伝わらないことがあります。
就活
吃音がある人にとって、就活は最も緊張する場面と言っても良いほど、就活で苦労する人はたくさんいます。大学生の間に吃音を改善させようと挑戦する人もいます。
実際に吃音を抱えながら大学生活を送っている人はどうしているのでしょうか?
言葉を言い換えたりして日常を過ごせる人もいれば、吃音があるために人付き合いを避ける人もいます。
山根さん(仮名)法学部
「仲の良い友達は吃音のことを知ってますが、それ以外の人は知らないので話すことをためらうこともあります」
坂浦さん(仮名)経済学部
「就活の面接が一番心配です」
吃音を抱えながらも大学を卒業した2人へのインタビュー
東京吃音改善研究所を受講されている2名の社会人の方に大学時代の吃音のことについてインタビューを行いました。
横田さん(仮名) 24歳 男性 事務職
設楽さん(仮名) 27歳 男性 営業職
僕は、クラスの人との会話は言える言葉だけ言うようにして、吃音を隠していたので、深い話があまりできませんでした。
クラスの子に自分のことを聞かれたりした時が苦手だったので、あまり話にも入っていけず、1年の頃は授業は一人で回っていました。
ゼミの時には、少人数だったので、話しかけることもできてました。
吃音に悩んでいる大学生の方に、メッセージをいただけませんか?
大変だと思いますけど、吃音に向き合っていくのも大事だと思います。
僕は、1年の時は吃音のことを気にしてサークルに入りませんでした。でも、さすがに人と会話しないのがまずいと思って、2年からサークルに入りました。
サークルに入って、メールでやりとりすることもあるし、そんな時は普通にコミュニケーション取れます。
今思うと、色々旅行とかも行けて良かったです。サークルの活動が(吃音のある)自分の大学生活の救いになったと思います。
大学生活は意外とあっという間に過ぎていくものだから、1人で寂しい時があったらサークルにとりあえず入った方がいいです。
自己紹介が失敗したとしても、やってみた方がいいです。一回行ってみて、良くなければ他のに行けばいいし。基本的には大学も広いし、同じ人にはそんなに会わないと思います。
お二人のようなご経験をされている方もたくさんいらっしゃることと思います。
前に進もうという気持ちが大事ですよね。ありがとうございました。
大学生活で吃音に困った時の対策一覧
大学生活での吃音への対策は状況によって異なります。以下、授業の中でどのように吃音の対策を行っていけば良いのかについていくつか策をご紹介していきます。
自己紹介・授業での対策
大学に入ってから、授業を選ぶ際にも吃音のことが気になって、発表の少ない授業を選ぶ人もいます。しかし、大学に相談することで配慮してくれる場合も多くあります。
授業での自己紹介は、自分なりに挑戦することも良いですが、どうしても不安な場合には、事前に先生に相談することをお勧めします。
発表では、資料やパワーポイントの活用する
自分でできる取り組みの一つとして、授業での発表などは、プレゼン時の資料やパワーポイントなどの使い方を工夫するのも良い方法です。
言いづらい言葉は、資料やパワーポイントに記載しておいて、話さなくても進行できるような準備をすると良いです。
また、クラスメイトや友人・先生に相談することで、話しやすい環境を整えることも良い方法です。
大学に配慮をお願いする場合
授業での読み合わせや、意見交換など、いくら工夫しても自分だけで解決できないこともあります。そのような場合には、合理的配慮を積極的に使ってみましょう。
合理的配慮とは何か?
合理的配慮とは、障害のある人と障害のない人が社会生活を平等に営めるように用いられる配慮のことです。
吃音で困っていることに対して、学校側から何かしらの配慮(吃音で苦労しないための配慮)を受けることができるのです。
障害者の権利に関する条約の第24条には、
「障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。」
と記されています。
吃音は、言語障害になりますので、合理的配慮の対象になります。とはいえ、そういったことを申し出るのが恥ずかしいと考える人もいます。
そのため、配慮を受けるという考えは、あくまで参考にしていただき、必要であれば配慮をお願いするようにしてください。
以下の内容は、大学で行なっていただける合理的配慮の例です。東京吃音改善研究所から都内の大学、地方の大学に吃音の合理的配慮について実際に問い合わせをし、ご回答いただいた内容をもとに作成しています。
授業での配慮
授業での困りごとについて、まず、自分がどのような配慮を希望するかを伝えた上で、先生と一緒に考えていきます。支援が必要な場合には、授業担当の教員と授業前に相談し、自分の状況をきちんと理解してもらい、どのような対応をするのが良いかを検討することができます。
例えば、英語の授業などでは、スピーキングが苦手ということを伝えることで、先生から配慮していただけることがあります。
グループワークの発表がある授業では、発表は担当しないけれども他の部分を担当したり、個人発表は、パワーポイントの文字情報を中心に発表したり、希望があればクラスメイトや教員が代読するなども考えられます。
また、大人数の講義では授業中に当てないように配慮してもらえることもあります。
配慮が難しい科目はどうするのか?
吃音への配慮が難しい科目に関しては事前に先生と話し合いをし、どのような配慮ができる可能性があるかを確認していきます。
どうしても難しい場合には、希望する科目が選択できないこともあるかもしれませんが、先生の理解を得ることで上記のような何らかの対応をしていただけることが多いです。
どこに相談すれば良いのか?
大学には、あらゆる窓口や各先生に相談を受けられるような体制があるところが多いです。
自分が一番、話がしやすいと思う教員であったり、学生相談室、学習センター、キャリアセンター、学務課の窓口(学習に関する相談をしています)、学生課の窓口(学生生活の相談をしています)など、たくさんの窓口があります。
大学は、様々な窓口が繋がっています。そのため、尋ねた人が配慮のことを詳しく知らない場合でも、適切な窓口に繋いでくれることが多いです。
発表がある授業だけで配慮を必要とするのであれば、その授業の先生のみに相談するということもできます。大々的に相談することに抵抗がある人は、先生にそっと相談してみましょう。
卒論の時はどうするのか?
卒論はテーマにより異なり、論文や作品という形があります。話すことが障壁となる場合には、事前に先生に相談することによって発表形式を話しやすいように変更してもらえることがあります。
例えば、担当の先生が数人しかいない場で発表するなどの配慮を行なっている大学もあります。
悩みを相談するところはあるのか?
大学には、学生カウンセリングルーム・相談室が設けられています。学生が利用する場合には無料で受けることができます。
大学のカウンセリングルームは、吃音の専門家がいるわけではないため、吃音を改善させることが目的ではありません。話を聞いてもらうことが中心になります。
しかし、話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。
友人関係はどうやって築いていけば良いか?
初めて友人と話す時には、「自分の名前が詰まってしまって言えないのではないか」と考え、友人作りをためらう人がいます。
「どもって変な人だと思われたくない」との気持ちが働くと、友人やサークルなどの関わりにも消極的になっていまいがちです。
まず、大事なことは、相手に誤解を与えないように心がけることです。当たり前ですが、吃音はあなたの能力のせいではないですし、どもろうとしてどもっているわけではありません。
時には、吃音を隠そうとするあまりに、ぎこちないコミュニケーションを取ってしまったりすることもあるでしょう。その場合は、笑顔で誠実さをアピールするなどして、軽く流して行こうと考た方が気持ちは楽になります。
友人との関係を作るために
友人との良い関係を作っていくには、自分から努力することが大事です。自分が相手にとって良い友人になろうと決めて、誠実に接していくことで良い人間関係が構築できていくでしょう。
そもそも、どもったことを笑うような人は、デリカシーが欠けているか単に吃音のことを知らない無知な人です。そのため、相手にとっては悪意はない場合も多いです。
万が一にも、吃音を馬鹿にするような人とは、こちらから距離を置き、無理に付き合う必要もありません。理由がどうあれ、自分を傷つける人と友達になる必要はありません。
吃音のことを全く知らない人もいるため、思い切ってカミングアウトという選択肢もあります。出来るのならば「言葉がつっかえやすいんだよね」と言ってしまうことです。
多くの人は「へ〜、そうなんだ。知らなかったよ」とか「そんなに見えないけどね」などと、軽い反応をすることが多いです。
無理にカミングアウトする必要はありませんが、友人に打ち明けたことにより気持ちが楽になったという人もいます。
中森さん(仮名) 工学部 からのコメント
「大学入って3人くらいにカミングアウトしたんですけど、みんな意外と気にしてないっていうか、気にしてるのはこっちの問題なのかというのもあって、言ってよかったとは思います。」
吃音を抱えて、部活やサークルではどうすれば良いか?
吃音があるために部活やサークルに入りたくないという人もいます。もちろん無理して入る必要はありません。
迷いながらも、とりあえずサークルに入ってみた結果、「徐々に先輩や仲間と仲良くなり、吃音があってもやっていけた」という人も多いです。
吃音があるためにやりたいことを避けるのは心苦しいものですよね。
もしあなたがサークルや部活に入るのをためらってしまっても、卑屈になる必要はありません。あなたの希望を一番に考え、その上で挑戦できるならやってみれば良いのです。
吃音で悩む大学生の中には、自分を成長させるために、あえてサークルに入って苦手なコミュニケーションの克服に挑戦する人もいます。
部活にもよるし、先輩にもよる
吃音があっても部活に集中するためには、先輩や仲間との関係も大切です。もし、吃音を理解しない人がいたら、部活に行くことが苦痛になります。
しかし、吃音であることを打ち明け、理解してもらえたならば、ありのままの姿で部活に参加することができます。
また、わざわざカミングアウトをせずに、部活の人たちもなんとなくわかっていて特に触れないということもよくあります。
そのため、最初から部活に参加することを諦めるのではなく、吃音で困った時にどうするかを考え、対策を練っていきましょう。
恋人はできるのか?
吃音があっても恋人がいる人はたくさんいます。吃音のない人からすると、ほとんど気にもしていない人も多いです。
もちろん、症状の頻度や、どもり方にもよるかもしれませんが、多くの人は吃音を「話し方のくせ」のようにとらえています。
実際に、これまで吃音がある人と付き合っていた人たちに確認したことがありますが、パートナー(吃音のない人)の多くからは「さほど気にならない」と言った回答が多かったです。
相手は、あなたの吃音を見ているのではなく、性格や態度など他の恋人を選ぶ時と同じように他の部分を見ていることが多いです。
それでも、もし、吃音があるからあなたとの付き合いをためらうような異性がいるなら、単に条件が合わないことだと割り切っていくべきです。
あなたも、相手ルックスや体型、態度や言葉遣いなどで異性を判断しているはずです。
相手も同じように自分と合う人を探しているのだということなのですが、そこに吃音という要素も加えて判断されるかというと、吃音に関してはあなたが思っているほど相手は気にしていないことがほとんどです。
就職活動はどうすれば良いのか?
吃音があっても就職できるのだろうか?
吃音があっても就職できる人はたくさんいます。職種や職場環境などの個人差はありますが、吃音を抱えて仕事をしています。
ただし、症状の程度や面接官にもよりますが、吃音があることにより就活で不利にあることはあります。どこの企業も若い人を必要としていますが、人気のある企業では競争が激しくなるからです。
そのため、どのように自分を表現するかについて就活の対策をする必要があります。
就活の面接でうまく話せるのだろうか?
就活は、吃音がある人にとって人生の中で最も大きな試練と言っても過言ではありません。それほど、就活のプレッシャーは、吃音に影響するのです。
特に、面接になると、きちんと話さないといけないプレッシャーもありますし、集団面接で話しづらくなることもあります。
人によっては、面接担当者の前でどもってしまい、自分の名前や大学名がなかなか言えないこともあります。
吃音があっても面接では意外と大丈夫だったという人もいますが、心配な人はしっかり対策を行っていく必要があります。
吃音のある大学生たちはどうやって就活しているのだろうか?
吃音があっても就活に成功した人たちの中には、キャリアセンターやエージェントに相談しながら進めた人や、親や友人など周囲のサポートをしっかり受けながら就活された人がいます。
どのような取り組み方をすれば良いかを、知恵を出して考えに考えていくことが大事です。また、事前に吃音の改善に取り組まれて就活を行った人もいます。
就活のやり方については、こちらの記事でしっかりと詳しく書いていますので、心配な方はお読みください。
いろいろな対策をしても吃音で困ったらどうすればいいのか?
上記のように、大学に通うこと自体は授業への配慮などを行なうことで、学業に専念しやすくなります。
しかし、バイト、インターン、就活の面接など外での活動で困っている人もいます。
例えば、以下のようなことがあります。
飲食店のバイトをし始めたけど、吃音があることで辞めざるを得なかった
インターンに行けたはいいが、電話でどもりまくってしまいとても苦労した
いざ就活が始まってみると、吃音がネックになりなかなか積極的になれない
大学を卒業した後のことも考えると、大学在学中に吃音の改善に取り組むことも良いかもしれません。
大学在学中に吃音の改善に取り組みたい
吃音は治るのか?改善できるのか?
中学生以降の吃音は成人吃音として扱われますが、基本的には自然治癒することが難しいことが多いです。大人になるにつれてだんだんと仕事や生活の中で工夫などを繰り返し目立たなくなっていく人はいます。
吃音の治療を受けることで改善されたり人によっては症状が出ないまま自然に話せるようになる人もいます。
「こうすれば治る」という方法論に頼るのではなく、自分に合った取り組みを実施することで吃音の改善率は上がります。
改善する方法を知りたい
吃音を治す方法は、言語訓練で改善させていくやり方や吃音のことを考えないように話すようにしていくやり方などがあります。
自分で取り組んでいくのが難しい場合もありますが、なるべく言葉のことを考えないようにしていけるために自分なりのテクニックを身につけるのも良いでしょう。
なんとか工夫しながらやり過ごせる人もいますが、不安が強かったり症状が悪化したりして1人では改善させるのが難しい場合には専門家のもとを訪ね吃音の治療を受けるのも良いでしょう。
在学中に吃音の改善に取り組まれた大学生にインタビュー
【3年生で開始された森田さんのケース】
森田さん(仮名) | 学部 | 開始年齢 | 受講期間 | 開始目的 |
男性 | 法学部 | 20歳 | 1年3ヶ月 | 就活 |
スーパーのバイトでお客さんに話しかけられた時とか困っていました。
就職を意識し始めて、それまでになんとかならないのかなと考えていました。
【3年生で開始された角谷さんのケース】
角谷さん(仮名) | 学部 | 開始年齢 | 受講期間 | 開始した目的 |
女性 | 文学部 | 20歳 | 1年半 | ゼミ、就活、就労後のこと |
どのように吃音を改善していくのか
1、どのような方法で、どこまで取り組むのかを決める
あなたの目標は吃音を根本から治すことなのか、または支障のない程度まで吃音を改善することなのか、どのようなやり方があなたにとって有効なのかなどの目標・方法を明確にする必要があります。
目標を設定する
「就活の面接で話せるようになりたい」
「吃音のことを気にせず日時会話ができるようになりたい」
など具体的な目標を決めることが大切です。
取り組みを設定する
楽な発声を用いて吃音の改善を目指す方法もあれば、吃音への恐れを減らしていきながら吃音のことを考えないように話していくように心理的アプローチ(自己分析や吃音の場面の分析、イメージトレーニングなど)たくさんの方法があります。
自分に合ったものを選択していきましょう。
2、吃音改善への取り組みを開始し、課題に取り組む
楽な話し方や吃音が出ない状態にするには、どのような発声をすれば良いのかを知り、日常生活では何を意識していけば良いのかについて知ることが大事です。
行う取り組みによって課題は異なります。日々の取り組みを着実に行うことで吃音を改善させていきます。
3、進捗を確認し、評価する
例えば、授業の発表や日常会話など具体的にそれぞれの場面で吃音の改善が見られているか進捗を確認する必要があります。
今あなたが取り組んでいる方法は本当に合っているのか、どの場面でどれくらい症状が減っているかを評価することはとても重要です。
4、変化が出てくると生活や考え方が変わってくる
吃音の症状が軽くなっていったり、どもりそうな場面で吃音をコントロールしたりする経験を重ねていくと、気持ちにも変化が現れます。
「以前より吃音のことを考えなくなった」
「以前は避けていた場面でも話すようになった」
などの声をお聞きすることがありますが、吃音から解放されていくことにより話す楽しさが増えていきます。
5、吃音の改善が維持され、以前より楽なコミュニケーションが取れる
以前に困っていた場面で話せるようになると、吃音のことを考えない状態で会話ができていきます。
過去を振り返りながら「そういえば以前はあんなに困っていたんだな」と思えるようになります。
この記事を読んでも大学生活での吃音の課題が解決せず、東京吃音改善研究所で吃音の改善セッションをご希望される場合には、体験セッションにお越しください。
まとめ
吃音に悩む大学生は、たくさんいます。学校の授業で困った場合には、先生に相談したり配慮してもらったりすることができます。
友人との活動やサークルへの参加は、出来るだけ参加するように挑戦していくことをお勧めします。